パリエットの血中濃度・半減期・持続時間を調べる

持続時間は血中濃度と半減期から予測できる

 

パリエットの持続時間はどのくらいでしょうか。これを予測するには、血中濃度が最大になる時間と半減期のデータをもとにします。

 

食前・食後の血中濃度最大時間

食前

食後

約3時間

約6時間

 

半減期(食前服用時)

食前

食後

約5時間

約7時間

 

まず、食前と食後それぞれの血中濃度の最大時間に注目してください。食後の服用と比べると、食前の服用のほうがずっと早く血中濃度が最大になっています。基本的にパリエットを食前に服用するのは、こうした理由からです。

 

また、パリエットの効果には個人差があります。血中濃度最大時間や半減期の時間には幅があり、平均的な半減期は5時間ほどです。とはいえ、いずれにしても8~12時間後には薬の効果がほとんど残っていないでしょう。

 

つまり、パリエットを効果的に服用するには、服用するタイミングが重要です。逆流性食道炎のケースなら、夜つらい症状が出やすいため夕食後の服用が効果的です。逆に、胃潰瘍のケースでは、食事の胃酸分泌を抑える目的があるので朝食後に服用すると良いでしょう。長時間効き目を継続させたいのであれば、朝と夜の2回服用することもできます。ただし1日分の用量は変えてはいけないので、30mgの錠剤なら半分に割って、半量ずつ服用しましょう。

 

予定があるときの服用の注意点とは

 

人は生活パターンが変わるとうっかり忘れてしまうことがあります。とくに、夕食前に服用する場合は注意しなければなりません。たとえば、泊まりの旅行だったり、外食したりすると、ついつい夕食前の服用を忘れがちです。このような飲み忘れを防ぐためには、外出予定日だけ朝食前に服用するという方法がおすすめです。朝のほうが飲み忘れは少ないですし、外出先でいちいち気を遣わなくても済みます。ただし、医師に夕食後の服用を指示されているなら、朝食後の服用に問題がないか、医師に確認してからにしましょう。医師から許可がでないのであれば、飲み忘れのないよう薬を携帯しましょう。